母のたんぽぽへの想い

途中入園した、在園年長児のお母さんが寄せてくれた日記です。


息子は年中の二学期から、

たんぽぽに通うことになりました。

それまでは息子を認証保育園に入れて

働いていたのですが、たんぽぽの

お母さんたちが作った広報誌「のびる」を

たまたま読んだのがきっかけで

たんぽぽに関心を持ちました。

手書き文字に可愛いイラスト。

そこには子どもと楽しく遊ぶ先生、

母達の姿がありました。

私が本来、したかった育児がそこにはありました。

見学時、

父母が組み立てたというプールで泳ぎ、

アスファルトに寝転んでゲラゲラ笑う子ども達の

楽しそうな姿を見て、

どうしても入園させたい!

息子をここで育てたい!

と思いました。

夏休み前の慌ただしい中、

たんぽぽ幼児教室の部長さんは

快く私たちを引き受けてくださいました。

育児ノイローゼ気味だった私が、

「息子といて楽しい!」と思わせてくれたのは、

たんぽぽの部長さん、先生方、お母さん達。

そして、なにより子ども達の存在です。

きちんと育てなきゃいけない、

危ないことをさせず汚いと思うことはさせない、

お友達と揉める前に止める・・・。

ギチギチの子育てをしていた私に、

それくらい大丈夫!

子どもに任せてごらん!

たんぽぽの先生、お母さん達は

笑って教えてくれました。

今や、お友達と走り回り、木に登り、

砂まみれになって笑ってる息子。

ケンカした!とヒヤヒヤしたと思ったら、

すぐ笑って仲直りする息子とお友達。


ケンカに仲介する子もいれば、

この子は年下だからと、譲ったり、かばったり。


私が一切やらせなかったことを

のびのびと楽しむ息子の姿。

私に母としての喜びと自信を

取り戻させてくれました。



私が躍起にならなくても、見守ってくれ、

いざとなれば注意もしてくれるお母さん達。

そして、保育方針に自信を持ち、

凛としている尊敬できる先生方。

親が先生を尊敬できなくて、

子どもが先生を尊ぶでしょうか?

園では、子ども達が先生をからかうようなことを

言ったり、ふざけたりするような姿も

あちこちにあります。

でも、それは

子どもが先生を馬鹿にしてるのではなく、

信頼関係があると知っているから

できることなんですね。

先生もそれを知ってるから、

「どん!」と受け止めてくれる。

だからと言ってなあなあの関係ではなく、

本当に悪いことをすれば毅然と叱ってくれる。

それを子ども達も知っています。

だからこその信頼関係です。

子どもを信じて、子どもに任せる。

子どもも大人を信頼し、畏怖もしている。


今の時代、そんな保育を行なっているのは

貴重ではないでしょうか?


たんぽぽに来て一年が経ち、

息子は年長になりました。

息子も私も、仲の良いお友達ができ、

毎日楽しく過ごしています。

今年の春、息子は小学生になります。

卒園することは本当に寂しく、残念でたまりません。

ですが、

最近の息子とお友達の会話は、こうです。

俺、みんなのこと忘れないよ!また、絶対遊ぼうね!!

そうだね。

ここで培ったものは無くならずに、

いつまでも続いていくね。

たくましく育った息子に、教えられる今日この頃です。



たんぽぽ幼児教室 西東京市

西東京市ひばりが丘にあるたんぽぽ幼児教室です。幼稚園と同様の保育を行っています。少人数でのきめ細やかな保育、また縦割り保育と年齢別保育の両方を取り入れる特色ある園です。

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